通信プロトコル (全97問中93問目)
No.93
TCP/IPで使われるアドレスやポート番号のうち,TCPのコネクションを識別するために必要なものの組合せはどれか。
出典:平成17年秋期 問51
- あて先IPアドレス,あて先TCPポート番号
- あて先IPアドレス,あて先TCPポート番号,送信元IPアドレス,送信元TCPポート番号
- あて先IPアドレス,送信元IPアドレス
- あて先MACアドレス,あて先IPアドレス,あて先TCPポート番号,送信元MACアドレス,送信元IPアドレス,送信元TCPポート番号
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H25春期 問35
- 基本情報技術者 H27秋期 問35
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » 通信プロトコル
正解
イ
解説
TCP(Transmission Control Protocol)は、TCP/IPネットワークにおいて通信を行う2つのノード間にコネクションと呼ばれる論理的な通信路を確立し、送達管理や伝送管理などの機能を提供するプロトコルです。
OSI基本参照モデルでTCPが属するトランスポート層は、通信の信頼性を確保する機能のほかに、アプリケーション間の通信を実現するという機能があります。IPアドレスは、パケットを送信元ホストから宛先ホストに届けるための情報で、パケットを送り届けるアプリケーションの情報は含まれていません。このパケットの宛先となるアプリケーションを指定する情報がポート番号です。
宛先先IPアドレス・ポート番号は、パケットを届けるのに必要で、送信元IPアドレス・ポート番号はパケットを受け取ったホストがパケットを返信する際に返信パケットに宛先としてセットするために必要となるので、適切な組合せは「イ」になります。
OSI基本参照モデルでTCPが属するトランスポート層は、通信の信頼性を確保する機能のほかに、アプリケーション間の通信を実現するという機能があります。IPアドレスは、パケットを送信元ホストから宛先ホストに届けるための情報で、パケットを送り届けるアプリケーションの情報は含まれていません。このパケットの宛先となるアプリケーションを指定する情報がポート番号です。
宛先先IPアドレス・ポート番号は、パケットを届けるのに必要で、送信元IPアドレス・ポート番号はパケットを受け取ったホストがパケットを返信する際に返信パケットに宛先としてセットするために必要となるので、適切な組合せは「イ」になります。