情報セキュリティ (全143問中123問目)
No.123
暗号解読のための攻撃法のうち,ブルートフォース攻撃はどれか。
出典:平成20年春期 問72
- 与えられた1組の平文と暗号文の鍵候補を総当たりで解読を試みる。
- 暗号化関数の統計的な偏りを線形関数によって近似して解読を試みる。
- 暗号化装置のソフトウェアやハードウェアの解析を行って解読を試みる。
- 異なる二つの平文とそれぞれの暗号文の差分を観測して解読を試みる。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H25春期 問38
- 基本情報技術者 H27秋期 問37
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
ア
解説
ブルートフォース攻撃は、パスワード解析や暗号化鍵の割り出しに用いられる手法の1つで、特定の文字数および文字種で設定される可能性のあるすべての組合せを試すことで解読を試みる攻撃手法です。
文字列長が短く、使用可能な文字種が少ない場合には、この手法によって破られる可能性が高くなってしまいます。
文字列長が短く、使用可能な文字種が少ない場合には、この手法によって破られる可能性が高くなってしまいます。
- 正しい。ブルートフォース攻撃の説明です。
- 暗号化関数の線形近似式を発見することを基本とした「線形解読法」の説明です。
- サイドチャネル攻撃の説明です。
- 入力値の差分が出力値の差分にどのような影響を与えるかを分析して解読を試みる「差分解読法」の説明です。