開発プロセス・手法 (全67問中34問目)
No.34
プロセス制御などの事象駆動(イベントドリブン)による処理の仕様を表現する方法として,適切なものはどれか。
出典:平成28年春期 問48
- DFD
- E-R図
- クラス図
- 状態遷移図
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H22春期 問46
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法
正解
エ
解説
状態遷移図は、コンピュータのタスクの状態変化やリアルタイム処理の状態変化など、時間の経過や状態の変化に応じて状態が変わるようなシステムの振る舞いを記述するときに適した図式化手法です。「ある一時点ではシステムは有限個の状態のうち1つの状態をとり、イベントや条件によってどの状態からどの状態に変化するかが定義できる」という性質を持つ抽象化モデル「有限オートマトン」の理論に基づいています。
- 構造化分析手法の一つでData Flow Diagramの略。データの流れに着目して、その対象となる業務のデータの流れと処理の関係をわかりやすく図式化する手法です。
- E-R図(Entity Relationship Diagram)は、データベース化の対象となる実体(エンティティ)と実体の持つ属性(アトリビュート)、実体間の関連(リレーションシップ)を表現する図です。
- クラス図は、クラス間の静的な関連を表す図です。
- 正しい。