開発プロセス・手法 (全67問中7問目)

No.7

アジャイルソフトウェア開発宣言では,"あることがらに価値があることを認めながらも別のことがらにより価値をおく"としている。"別のことがら"に該当するものの組みはどれか。
  • 個人と対話,動くソフトウェア,顧客との協調,変化への対応
  • 個人と対話,包括的なドキュメント,顧客との協調,計画に従うこと
  • プロセスやツール,動くソフトウェア,契約交渉,変化への対応
  • プロセスやツール,包括的なドキュメント,契約交渉,計画に従うこと

分類

テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法

正解

解説

アジャイルソフトウェア開発宣言は、2001年にアメリカで開催されたソフトウェア開発者の会議に参加した17人のソフトウェア開発者によって策定された、アジャイルソフトウェア開発におけるずマインドセットをまとめた文書です。ソフトウェア開発における以下の4つの基本的な価値と、その価値に由来する12の原則を示したものです。
  1. プロセスやツールよりも個人と対話に価値を置く(対面コミュニケーション)
  2. 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアに価値を置く(実働検証)
  3. 契約交渉よりも顧客との協調に価値を置く(顧客とのWin-Win関係)
  4. 計画に従うことよりも変化への対応に価値を置く(変化を味方に)
上記をまとめると、アジャイル開発においてより価値を置くものは、①個人と対話、②動くソフトウェア、③顧客との協調、④変化への対応の4つとなります。

したがって「ア」の組合せが正解です。
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