プロジェクトのスコープ (全13問中2問目)
No.2
出典:令和6年秋期 問52
- WBS辞書
- アクティビティ・リスト
- プロジェクト・スコープ
- ワーク・パッケージ
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトのスコープ
正解
エ
解説
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクト目標を達成し、必要な成果物を過不足なく作成するために、プロジェクトチームが実行すべき作業を、成果物を主体に階層的に要素分解したものです。この階層的に細分化された構造図の中で最下層に位置する個々の部分をワークパッケージといい、プロジェクトを実施する際のコントロール単位となります。
したがって「エ」が正解です。
したがって「エ」が正解です。
- WBS辞書は、WBSの各構成要素に関する詳細な成果物、アクティビティ、スケジュールなどの情報が記載された文書です。スコープ記述書・WBSとともにスコープベースラインを構成します。
- アクティビティ・リストは、プロジェクトで実施されるべくスケジュールに組み込まれた個々の作業(アクティビティ)を一覧化した文書です。各アクティビティには名称と識別子が付与され、その詳細な作業範囲が記載されます。PMBOK第7版では「スケジュール・アクティビティを表にした文書」と定義しています。
- プロジェクト・スコープは、プロジェクトの実施範囲のことで、成果物とそれを生み出すために行う作業のすべてを定義したものです。PMBOK第7版では「所定のフィーチャーや機能を持つプロダクト、サービス、所産を生み出すために実行される作業」と定義しています。
- 正しい。PMBOK第7版では「WBSの再開のレベルに定義される作業。この作業にかかるコストと所要時間を見積り、マネジメントする」と定義しています。