情報システム戦略 (全55問中12問目)
No.12
業務システムの構築に際し,オープンAPIを活用する構築手法の説明はどれか。
出典:令和3年春期 問62
- 構築するシステムの概要や予算をインターネットなどにオープンに告知し,アウトソース先の業者を公募する。
- 構築テーマをインターネットなどでオープンに告知し,不特定多数から資金調達を行い開発費の不足を補う。
- 接続仕様や仕組みが外部企業などに公開されている他社のアプリケーションソフトウェアを呼び出して,適宜利用し,データ連携を行う。
- 標準的な構成のハードウェアに仮想化を適用し,必要とするCPU処理能力,ストレージ容量,ネットワーク機能などをソフトウェアで構成し,運用管理を行う。
分類
ストラテジ系 » システム戦略 » 情報システム戦略
正解
ウ
解説
オープンAPIは、ソフトウェアやアプリケーションが持つ機能やデータを呼び出すための接続仕様・仕組み(API)を、外部の事業者に開放することです。フィンテックやオープンイノベーションを加速させる手段として期待されています。
特に金融機関においては、2017年5月の改正銀行法の成立により、金融機関が外部事業者との安全なデータ連携を行うためのオープンAPIが、法律上の努力義務になるなど重要度が増しています。金融機関以外の事業者が、ユーザーのデータを扱えるようになることで、金融機関とは関係のないアプリから残高の確認や振込が行えたり、簡単に家計簿をつけたりなど、より便利で高度な金融サービスの展開が期待されています。
特に金融機関においては、2017年5月の改正銀行法の成立により、金融機関が外部事業者との安全なデータ連携を行うためのオープンAPIが、法律上の努力義務になるなど重要度が増しています。金融機関以外の事業者が、ユーザーのデータを扱えるようになることで、金融機関とは関係のないアプリから残高の確認や振込が行えたり、簡単に家計簿をつけたりなど、より便利で高度な金融サービスの展開が期待されています。
- 公募型プロポーザルの説明です。
- クラウドファンディングの説明です。
- 正しい。オープンAPIの説明です。
- オープンスタック(OpenStack)の説明です。