業務プロセス (全11問中7問目)
No.7
業務のあるべき姿を表す論理モデルを説明したものはどれか。
出典:平成25年秋期 問63
- 企業における主要機能を明確にして,現状の業務機能を分析し,体系化したもの
- 経営目標の達成に必要な業務機能を定義し,体系化したもの
- 現状の業務機能と情報システムでの処理を分析し,相互の関係を明確化したもの
- 本来あるべき業務機能と現状を比較して,その差異を分析し,評価したもの
分類
ストラテジ系 » システム戦略 » 業務プロセス
正解
イ
解説
DFDなどを用いた構造化分析では、「現物理モデル」→「現論理モデル」→「新論理モデル」→「新物理モデル」の順でシステムのモデル化を行います。
設問には「業務のあるべき姿を表す」という記述があるので、現状(As-Is)の論理モデルではなく新(To-Be)論理モデルがどれかと聞いていることになります。
設問には「業務のあるべき姿を表す」という記述があるので、現状(As-Is)の論理モデルではなく新(To-Be)論理モデルがどれかと聞いていることになります。
- 現論理モデルに関する記述です。現論理モデルは、現物理モデルから物理的な仕組みを取り除き、業務における必要な機能とデータを定義したモデルです。
- 正しい。新論理モデルに関する記述です。新論理モデルは、現論理モデルに経営目標を達成するための業務機能を加えて再定義したモデルです。
- 現物理モデルに関する記述です。現物理モデルは、現行業務の流れを具体的に記述したモデルです。
- 新物理モデルに関する記述です。新論理モデルに物理的要件を加えたモデルで、現物理モデルとの差異を把握することができます。