技術開発戦略の立案 (全22問中2問目)
No.2
バックキャスティングの説明として,適切なものはどれか。
出典:令和5年秋期 問61
- システム開発において,先にプロジェクト要員を確定し,リソースの範囲内で優先すべき機能から順次提供する開発手法
- 前提として認識すべき制約を受け入れた上で未来のありたい姿を描き,予想される課題や可能性を洗い出し解決策を検討することによって,ありたい姿に近づける思考方法
- 組織において,下位から上位への発議を受け付けて経営の意思決定に反映するマネジメント手法
- 投資戦略の有効性を検証する際に,過去のデータを用いてどの程度の利益が期待できるかをシミュレーションする手法
分類
ストラテジ系 » 技術戦略マネジメント » 技術開発戦略の立案
正解
イ
解説
バックキャスティングは、未来のある時点に目標を設定し、そこを起点に現在を振り返ることで、目標実現のために現在すべきことを考える方法です。逆算的な思考方法と言えます。
長期的な目標実現や、現在の延長線上にはない未来を実現させるために有効な思考の一つで、最近では、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)を実現させるために必要な思考法として注目を浴びています。対になる言葉として、現状を出発点とし漸進的な変更を加えて目標の実現を考えるフォワキャスティングがあります。
したがって「イ」が正解です。
長期的な目標実現や、現在の延長線上にはない未来を実現させるために有効な思考の一つで、最近では、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)を実現させるために必要な思考法として注目を浴びています。対になる言葉として、現状を出発点とし漸進的な変更を加えて目標の実現を考えるフォワキャスティングがあります。
したがって「イ」が正解です。
- アジャイル開発の説明です。
- 正しい。バックキャスティングの説明です。
- ボトムアップ型組織の説明です。
- バックテストの説明です。