業務分析・データ利活用 (全82問中25問目)
No.25
観測データを類似性によって集団や群に分類し，その特徴となる要因を分析する手法はどれか。
出典：平成30年秋期 問69
- クラスタ分析法
- 指数平滑法
- デルファイ法
- モンテカルロ法
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H22秋期 問68
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用
正解
ア
解説
- 正しい。クラスタ分析法とは、複数の変数(項目、属性、次元数)を持つデータ(多変量データ)を利用し、その変数間の相互の関係性をとらえるために使われる多変量解析の手法です。複数の異なる性質のものが混ざり合っている対象の中から、類似したものを集めてグループを作り、対象を分類するために用いられます。
- 指数平滑法は、過去の予測値と実績値を利用して需要値を予測する方法です。
- デルファイ法は、複数の専門家から個別に意見の収集を行い、得られた意見の集約をフィードバックするということを繰り返して、最終的に意見の収束をしていく手法です。
- モンテカルロ法は、数値解析の分野において、確率を近似的に求めるために使われる手法です。n回のシミュレーションを行い、ある事象がm回起これば、その事象の起こる確率は m／nで近似できます。試行回数nが大きくなるほど、よい近似値となります。