業務分析・データ利活用 (全82問中71問目)

No.71

製造業のA社では,NC工作機械を用いて,四つの仕事a~dを行っている。各仕事間の段取り時間は表のとおりである。合計の段取り時間が最小になるように仕事を行った場合の合計段取り時間は何時間か。ここで,仕事はどの順序で行ってもよいものとし,FROMからTOへの段取り時間 (仕事aから仕事bへは2) で検討する。
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  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 R4春期 問73
  • 応用情報技術者 R6秋期 問72
  • 応用情報技術者 H21春期 問72
  • 応用情報技術者 H24秋期 問73

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

四つの仕事a~dの順序のすべての組合せ(24通り)に対して、段取り時間を検証していけばなんとかなります。このとき段取り時間が最小の"1"である仕事の流れを生かせば早く解答にたどり着けるはずです。

段取り時間が1時間の「a→c / b→a / b→c」を使う順序の組合せを優先して使うことを考えると、b→a(1時間)とa→c(1時間)の順序を使って、b→a→cが2時間の段取り時間で構成できることがわかります。残る仕事dは、他の作業の後ろまたは作業cの前なら2時間ですが、b→a→cの最初は仕事bですので、仕事cの後ろに回すのが適切となります。

以上より、合計段取り時間が最小となる順序は、

 仕事b→(1時間)→仕事a→(1時間)→仕事c→(2時間)→仕事d

したがって、合計段取り時間は「1+1+2=4時間」となります。
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