セキュリティ関連法規 (全23問中19問目)
No.19
広告や宣伝目的の電子メールを一方的に送信することを規制する法律はどれか。
出典:平成26年秋期 問79
- 電子消費者契約法
- 特定電子メール法
- 不正競争防止法
- プロバイダ責任制限法
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H30秋期 問79
分類
ストラテジ系 » 法務 » セキュリティ関連法規
正解
イ
解説
- 電子消費者契約法は、インターネットサイトからの商品やサービスの申込みに関して、民法に定める錯誤取消しを強化する法律です。ネット取引では画面上で注文を行う性質上、特に注文間違いが起きやすいので、事業者が操作ミスを防止するための措置を講じていない限り、錯誤が重大な過失によるものであっても契約を取り消すことができるようになっています。
- 正しい。特定電子メール法は、広告や宣伝など営利目的で送信される迷惑メール(特定電子メール)を規制する法律です。取引関係者などの一部の例外を除き、事前に同意した(オプトインした)者以外に対して広告・迷惑メールを送信することを禁止しています。
- 不正競争防止法は、事業者間の公正な競争等を確保するため、営業秘密侵害、原産地偽装、コピー商品の販売などの不正競争を規制する法律です。
- プロバイダ責任制限法は、特定通信による情報流通によって権利の侵害があった場合に、その通信の提供者の損害賠償責任および発信者情報の開示請求をする権利を定めた法律です。