労働関連・取引関連法規 (全26問中19問目)

No.19

請負契約に基づく開発作業はどれか。
  • 受注者が雇用する労働者に対して,受注者側監督者が業務遂行に関する指示を行い,開発作業を行わせる。
  • 受注者が雇用する労働者に対して,発注者側監督者が服務規律の設定及び指示を行い,開発作業を行わせる。
  • 発注者側監督者が,受注者の雇用する労働者に対して作業場所に関する指示を行い,開発作業を行わせる。
  • 発注者側監督者が,発注者の雇用する労働者に対して作業開始時刻及び終了時刻の指示を与え,開発作業を行わせる。

分類

ストラテジ系 » 法務 » 労働関連・取引関連法規

正解

解説

請負契約は、請負人がある仕事を完成することを約束し、発注者がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを内容とする労務供給契約の一種で、請負元が自社の社員に対して、請負事業の指揮命令をすることになります。これに対して請負企業の社員が契約先の指揮命令で働くことができるようにした契約を労働者派遣契約といいます。

選択肢の中で、受注者側の監督者が自社の従業員に対して指揮命令を行っている事例は「ア」だけなのでこれが正解となります。
  • 正しい。請負契約の事例です。
  • 指揮命令は「発注者側から受注者側の従業員」に行われているので、派遣契約の事例になります。
  • 指揮命令は「発注者側から受注者側の従業員」に行われているので、派遣契約の事例になります。
  • 指揮命令は「発注者側から発注者側の従業員」に行われているので、通常の雇用契約の事例になります。
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