セキュリティ関連法規 (全23問中5問目)

No.5

企業が,"特定電子メールの送信の適正化等に関する法律"に定められた特定電子メールに該当する広告宣伝メールを送信する場合に関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • SMSで送信する場合はオプトアウト方式を利用する。
  • オプトイン方式,オプトアウト方式のいずれかを企業が自ら選択する。
  • 原則としてオプトアウト方式を利用する。
  • 原則としてオプトイン方式を利用する。
  • [出題歴]
  • 情報セキュマネ H29秋期 問32

分類

ストラテジ系 » 法務 » セキュリティ関連法規

正解

解説

「オプトイン」と「オプトアウト」は次のような方式です。
オプトイン
事前に同意を得た相手だけにメールを送信する
オプトアウト
メールの送信は原則自由で、受け取りたくない受信者は個別に受信拒否通知を行う
平成20年に施行された特定電子メール法では、無差別かつ大量に短時間の内に送信される迷惑メールを規制するために、取引関係者などの一部の例外を除いて同意者以外の者への広告/迷惑メール送信を禁じています。さらに事業者が広告メールの配信を行う際は、メール配信に先だって相手に承諾を求め、同意を得なければならないことが定められています。つまり広告宣伝メールを配信する際には、原則としてオプトイン方式を利用しなければなりません。

したがって「エ」が適切な記述です。
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