メモリ (全72問中61問目)
No.61
メモリインターリーブを説明したものはどれか。
出典:平成19年春期 問19
- 主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし,事実上無限のメモリ空間を提供する方式である。
- 主記憶と磁気ディスク装置のアクセス速度の差を補うために,補助的な記憶装置を双方の間に置く方式である。
- 主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行うことを可能とした方式である。
- 主記憶を複数の領域に分け,連続したメモリ領域へのアクセスを高速化する方式である。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R3秋期 問9
- 応用情報技術者 H30春期 問11
- ソフトウェア開発技術者 H15春期 問18
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » メモリ
正解
エ
解説
メモリインターリーブは、物理上はひとつである主記憶領域を、同時アクセス可能な複数の論理的な領域(バンク)に分け、それぞれのバンクに対してデータの読み書きを並列で行うことにより、メモリアクセスの高速化を図る技術です。メモリインターリーブでは、奇数アドレスはバンク1、偶数アドレスはバンク2というように、連続したアドレスを複数のバンクに割り振っていきます。通常は、連続するアドレスに次々とアクセスされることが多いため、見かけ上並列アクセスしているようになり、実効アクセス時間が短くなります。「主記憶に並列アクセス」ときたらメモリインターリーブです。
- 仮想記憶の説明です。
- ディスクバッファの説明です。
- DMA制御方式の説明です。
- 正しい。メモリインターリーブの説明です。