メモリ (全72問中70問目)
No.70
キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶のアクセス時間の1/30で,ヒット率が95%のとき,主記憶の実効アクセス時間は,主記憶のアクセス時間の約何倍になるか。
出典:平成17年春期 問18
- 0.03
- 0.08
- 0.5
- 0.95
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R4春期 問9
- 応用情報技術者 R6秋期 問10
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » メモリ
正解
イ
解説
実効アクセス時間を計算する公式は以下のとおりです。ヒット率とは、目的のデータがキャッシュメモリに存在している割合です。
(キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)
主記憶のアクセス時間を"1"とすると、キャッシュメモリのアクセス時間は"1/30"と表すことができます。この値を上記の公式に代入して、主記憶へのアクセス時間に対する実効アクセス時間の割合を計算をします。
(1/30×0.95)+1×0.05
=0.95/30+0.05
=0.95/30+1.5/30
=2.45/30
=0.081666…≒0.08
以上より、実効メモリアクセス時間は主記憶のアクセス時間のおよそ「0.08倍」になることがわかります。
(キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)
主記憶のアクセス時間を"1"とすると、キャッシュメモリのアクセス時間は"1/30"と表すことができます。この値を上記の公式に代入して、主記憶へのアクセス時間に対する実効アクセス時間の割合を計算をします。
(1/30×0.95)+1×0.05
=0.95/30+0.05
=0.95/30+1.5/30
=2.45/30
=0.081666…≒0.08
以上より、実効メモリアクセス時間は主記憶のアクセス時間のおよそ「0.08倍」になることがわかります。