システムの評価指標 (全86問中31問目)
No.31
MTBFがx時間,MTTRがy時間のシステムがある。使用条件が変わったので,MTBF,MTTRがともに従来の1.5倍になった。新しい使用条件での稼働率はどうなるか。
出典:平成27年秋期 問15
- x,yの値によって変化するが,従来の稼働率よりは大きい値になる。
- 従来の稼働率と同じ値である。
- 従来の稼働率の1.5倍になる。
- 従来の稼働率の2/3倍になる。
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
イ
解説
稼働率を求める式は、MTBF/(MTBF+MTTR) です。
MTBFとMTTRが共に1.5倍になったとすると、
1.5MTBF/(1.5MTBF+1.5MTTR)
=1.5MTBF/(1.5(MTBF+MTTR))
=MTBF/(MTBF+MTTR)
と式を変形できるので従来のシステムの稼働率と同じになることがわかります。
よって正解は「イ」です。
MTBF(Mean Time Between Failures)=平均故障間隔,
MTTR(Mean Time To Repair)=平均修復時間
MTBFとMTTRが共に1.5倍になったとすると、
1.5MTBF/(1.5MTBF+1.5MTTR)
=1.5MTBF/(1.5(MTBF+MTTR))
=MTBF/(MTBF+MTTR)
と式を変形できるので従来のシステムの稼働率と同じになることがわかります。
よって正解は「イ」です。
MTBF(Mean Time Between Failures)=平均故障間隔,
MTTR(Mean Time To Repair)=平均修復時間