システムの評価指標 (全86問中44問目)
No.44
信頼度関数がR1(t)及び、R2(t)である2台の装置からなるシステム全体の信頼度関数に関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,信頼度関数とは時刻t において装置が正常に稼働する確率である。
出典:平成24年春期 問17
- 直列に接続した場合,R1(t)+R2(t)である。
- 直列に接続した場合,R1(t)×R2(t)である。
- 並列に接続した場合,R1(t)+R2(t)である。
- 並列に接続した場合,R1(t)×R2(t)である。
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
イ
解説
信頼度関数 R1(t)及び R2(t)は時刻t における稼働率を表しているので、直列接続・並列接続それぞれの稼働率を表す式は次のようになります。
直列につないだ場合は、
R1(t)×R2(t)
並列につないだ場合は、
1-(1-R1(t))(1-R2(t))
したがって正しい記述は「イ」です。
直列につないだ場合は、
R1(t)×R2(t)
並列につないだ場合は、
1-(1-R1(t))(1-R2(t))
したがって正しい記述は「イ」です。