オペレーティングシステム (全131問中119問目)
No.119
メモリリークに関する記述として,適切なものはどれか。
出典:平成18年春期 問27
- アプリケーションの同時実行数を増やした場合に,主記憶容量が不足し,処理時間のほとんどがページングに費やされ,極端なスループットの低下を招くことである。
- アプリケーションやOSのバグなどが原因で,動作中に確保した主記憶が解放されないことであり,これが発生すると主記憶中の利用できる部分が減少する。
- 実行時のプログラム領域の大きさに制限があるときに,必要になったモジュールを主記憶に取り込む手法である。
- 主記憶の内容と補助記憶の内容とを交換する処理のことである。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H14秋期 問33
- 基本情報技術者 H25秋期 問17
- 基本情報技術者 H29秋期 問16
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
イ
解説
メモリリーク(Memory Leak)は、コンピュータの動作中に使用可能な主記憶容量が徐々に減少していく状態を表します。アプリケーションが「自身で獲得したメモリの解放忘れる」などのプログラム不備などが原因で発生します。leakは漏えい、漏れ出すなどの意味です。
- スラッシングの説明です。
- 正しい。メモリリークの説明です。
- オーバーレイ方式の説明です。
- 仮想記憶方式におけるアドレス変換処理の説明です。