オペレーティングシステム (全131問中66問目)
No.66
仮想記憶方式におけるプログラムやデータの格納方法に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成25年春期 問19
- 一つのプログラムや一連のデータは,主記憶装置及び補助記憶装置で必ず連続した領域に格納される。
- 頻繁に参照されるプログラムやデータが主記憶装置に格納されているので,仮想記憶を用いない場合に比べて主記憶の平均アクセス時間が短くなる。
- プログラムやデータを補助記憶装置に格納し,必要に応じて主記憶に読み込むので,主記憶の見かけの容量を拡大できる。
- ページアウトされたプログラムやデータがシステムの停止後も補助記憶装置に保持されるので,再起動後に主記憶の内容が復元される。
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
ウ
解説
- 仮想記憶方式では、ページと呼ばれる固定長のブロック単位でアドレス変換を行うため連続した領域に格納する必要はありません。
- キャッシュメモリにおけるプログラムやデータの格納方法についての説明です。
- 正しい。仮想記憶は、プログラムが必要とするメモリサイズが主記憶のサイズを上回った場合、補助記憶装置(HDDなど)を仮想アドレス空間として使用することで、主記憶のサイズよりも大きなプログラムを実行可能にする方式です。
- 仮想記憶の内容は、システムの停止時に初期化されます。