マルチメディア技術 (全23問中13問目)
No.13
音声などのアナログデータをデジタル化するために用いられるPCMで,音の信号を一定の周期でアナログ値のまま切り出す処理はどれか。
出典:平成25年春期 問26
- 逆量子化
- 標本化
- 符号化
- 量子化
分類
テクノロジ系 » 情報メディア » マルチメディア技術
正解
イ
解説
アナログ音声をデジタル化する過程では「標本化」「量子化」「符号化」という3つの処理が行われます。
- 標本化
- 連続的なアナログ値(振幅、周波数、その他の測定可能な性質)を一定の時間間隔(サンプリング周波数という)で測定して、時系列的に連続でない値(離散値という)にすること
- 量子化
- 標本化で得られたアナログデータを、離散的なデジタルデータとして近似的に表すこと。仮に量子化ビット数が16ビットであれば、65,536種類のいずれかの値で近似することになる
- 符号化
- 量子化で得られたデータをビットして表現すること