データベース応用 (全24問中16問目)

No.16

データウェアハウスに業務データを取り込むとき,データを抽出して加工し,データベースに書き出すツールはどれか。
  • ETLツール
  • OLAPツール
  • データマイニングツール
  • 統計ツール

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース応用

正解

解説

ETLは、Extract,Transform,Loadというデータウェアハウス構築における3つの工程の頭文字を合わせた言葉です。
Extract(抽出)
企業内に存在する複数のシステムからデータを抽出し、それぞれの異なるデータフォーマットを次の加工工程に適した同一のデータフォーマットに変換する。
Transform(変換・加工)
抽出した生データにデータ形式の統一、欠損値の補完、単位の統一、異常値の処理などを行い、データの書き出しができる状態にする。(データクレンジング)
Load(ロード・書き出し)
データウェアハウスなどの出力先に書き出す。
ETLツールは、これら一連の処理をGUIで開発できるソフトウェアです。専用プログラムの自社開発はコストがかかるため汎用的に使用できるETLツールを購入する企業が増えています。
  • 正しい。
  • OLAPツールは、データウェアハウスなどの多次元データベースを分析するためのソフトウェアです。
  • データマイニングツールは、統計解析手法を用いてデータウェアハウスの膨大なデータの中から隠れた関係性などを導く作業を支援するソフトウェアです。
  • 統計ツールは、データ群に対して様々な統計分析を行うことができるソフトウェアです。
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