データベース設計 (全65問中36問目)
No.36
顧客は一般に複数の銀行に預金するものとして,顧客と銀行の関連を,E-R図で次のように表現する。このモデルを関係データベース上に"銀行"表,"口座"表,"顧客"表として実装する場合の記述として,適切なものはどれか。
出典:平成22年春期 問29
- "銀行"表から"口座"表へのカーディナリティは多対1である。
- "銀行"表中に参照制約を課した外部キーがある。
- "口座"表から"顧客"表へのカーディナリティは1対多である。
- "口座"表には二つ以上の外部キーがある。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H24秋期 問27
分類
テクノロジ系 » データベース » データベース設計
正解
エ
解説
- 逆で"銀行"表と"口座"表へのカーディナリティ(対応関係)は「1対多」です。
- "口座"表中に"銀行"表への参照制約を課した外部キーがあります。
- 逆で"口座"表と"顧客"表へのカーディナリティは「多対1」です。
- 正しい。一般にエンティティ間に「1対多」の関係があるとき「多」側のエンティティは「1」側の識別子を属性として持ちます。"口座"表には、少なくとも"銀行"表及び"顧客"表の各主キー列を参照する外部キー属性が存在することになります。