トランザクション処理 (全65問中36問目)
No.36
DBMSの媒体障害時の回復法はどれか。
出典:平成24年春期 問31
- 障害発生時,異常終了したトランザクションをロールバックする。
- 障害発生時点でコミットしていたが,データベースの実更新がされていないトランザクションをロールフォワードする。
- 障害発生時点で,まだコミットもアボートもしていなかった全てのトランザクションをロールバックする。
- バックアップコピーでデータベースを復元し,バックアップ取得以降にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R1秋期 問29
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
エ
解説
データベースに媒体障害が発生したときには、まず最初に新しい媒体にバックアップデータを適用してバックアップ時点の状態を復元します。その後、更新後ログを用いてロールフォワード処理(前進復帰)を行うことで、バックアップ時点から障害発生までにコミットしたトランザクションの結果をデータベースに反映させます。この手順で回復することでデータベースを障害発生直前の状態まで回復することができます。
したがって「エ」の回復法が適切です。
したがって「エ」の回復法が適切です。
- トランザクション障害からの回復方法です。
- システム障害のうち、障害発生直前のチェックポイント後にコミットされたトランザクションに対する回復方法です。
- システム障害のうち、障害発生直前のチェックポイント後にコミットされていないトランザクションに対する回復方法です。
- 正しい。媒体障害からの回復方法です。