データベース設計 (全65問中52問目)
No.52
A,B,C,D,Eは,ある関係Rの属性集合であり,関数従属A→BC,CD→Eが成り立つ。これらの関数従属から導かれる関数従属はどれか。ここで,XYとはXとYの和集合を示す。
出典:平成18年秋期 問61
- A→E
- AD→E
- C→E
- D→E
分類
テクノロジ系 » データベース » データベース設計
正解
イ
解説
関数従属とは、2つ属性AとBの関係においてAの値が決まれば、Bの値が(関数的に)一意に決まる性質をいいます。
AからEの関係を図で表すと次のようになります。属性Eが一意に決まるには属性C,Dの両方が決定する必要があります。このうち属性CはAに関数従属しているので「CD」は「AD」に置き換えても関数従属性は保たれます。したがってAD→Eが適切です。
AからEの関係を図で表すと次のようになります。属性Eが一意に決まるには属性C,Dの両方が決定する必要があります。このうち属性CはAに関数従属しているので「CD」は「AD」に置き換えても関数従属性は保たれます。したがってAD→Eが適切です。