データ操作 (全67問中6問目)
No.6
データベースシステムの操作の説明のうち,べき等(idempotent)な操作の説明はどれか。
出典:令和5年春期 問28
- 同一の操作を複数回実行した結果と,一回しか実行しなかった結果が同一になる操作
- トランザクション内の全ての処理が成功したか,何も実行されなかったかのいずれかの結果にしかならない操作
- 一つのノードへのレコードの挿入処理を,他のノードでも実行する操作
- 複数のトランザクションを同時に実行した結果と,順番に実行した結果が同一になる操作
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
ア
解説
べき等(Idempotent)とは、コンピュータサイエンスの世界で使われる言葉で、ある操作を1回実行しても複数回実行しても結果が同じになる性質です。主要なデータ操作SQL文のうち、SELECTと障害回復時のUNDO・REDOはべき等、INSERT・UPDATE・DELETEはべき等ではありません。
したがって「ア」の説明が適切です。
したがって「ア」の説明が適切です。
- 正しい。べき等な操作の説明です。
- 原子性の説明です。
- レプリケーションの説明です。
- 直列化可能性の説明です。