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応用情報技術者令和元年秋期 午前問44
問44
ファジングに該当するものはどれか。
- サーバにFINパケットを送信し,サーバからの応答を観測して,稼働しているサービスを見つけ出す。
- サーバのOSやアプリケーションソフトウェアが生成したログやコマンド履歴などを解析して,ファイルサーバに保存されているファイルの改ざんを検知する。
- ソフトウェアに,問題を引き起こしそうな多様なデータを入力し,挙動を監視して,脆弱性を見つけ出す。
- ネットワーク上を流れるパケットを収集し,そのプロトコルヘッダーやペイロードを解析して,あらかじめ登録された攻撃パターンと一致した場合は不正アクセスと判断する。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R4春期 問45
- 応用情報技術者 H30春期 問42
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » セキュリティ技術評価
正解
ウ
解説
ファジング(fuzzing)とは、検査対象のソフトウェア製品に「ファズ(英名:fuzz)」と呼ばれる問題を引き起こしそうなデータを大量に送り込み、その応答や挙動を監視することで(未知の)脆弱性を検出する検査手法です。ファジングは、ファズデータの生成、検査対象への送信、挙動の監視を自動で行うファジングツール(ファザー)と呼ばれるソフトウェアを使用して行います。開発ライフサイクルにファジングを導入することで「バグや脆弱性の低減」「テストの自動化・効率化によるコスト削減」が期待できるため、大手企業の一部で徐々に活用され始めています。
- ポートスキャンの説明です。
- ログ分析の説明です。
- 正しい。ファジングの説明です。
- パターンマッチングの説明です。