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応用情報技術者令和2年秋期 午前問69
問69
プライスライニング戦略はどれか。
- 消費者が選択しやすいように,複数の価格帯に分けて商品を用意する。
- 商品の品質の良さやステータスを訴えるために意図的に価格を高く設定する。
- 商品本体の価格を安く設定し,関連消耗品の販売で利益を得る。
- 新商品に高い価格を設定して早い段階で利益を回収する。
分類
ストラテジ系 » 経営戦略マネジメント » マーケティング
正解
ア
解説
プライスライニング戦略は、価格ライン戦略とも呼ばれ、3,000円(普及品)、5,000円(中級品)、10,000円(高級品)というように数段階の価格帯に分けて商品展開することをいいます。ネクタイ、スーツ、お中元やお歳暮売場などでよく見られます。価格によって品質やグレードが明確になっているので、消費者側には自分が求めているものを選択しやすいという利点があります。2つの価格帯だけ用意する場合は「ハイロープライシング」、3つの価格帯を用意する場合は「松竹梅戦略」などとも呼ばれます。
したがって「ア」の説明が適切です。
したがって「ア」の説明が適切です。
- 正しい。プライスライニング戦略の説明です。
- 威光(名声)価格戦略の説明です。「高いものは品質もいいだろう」という心理を利用するもので、ブランド品や化粧品によく見られます。
- キャプティブ価格戦略の説明です。キャプティブ(Captive)とは捕虜の意味で、プリンター本体を安く売ってインクで利益を上げる、携帯電話を安く売って通信料金で利益を上げる、ゲーム機本体を安く売ってゲームソフトを高く売るなどの例があります。
- スキミングプライス戦略の説明です。