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応用情報技術者令和3年春期 午前問56
問56
ITIL 2011 editionによれば,サービス・ポートフォリオの説明のうち,適切なものはどれか。
- サービス・プロバイダの約束事項と投資を表すものであって,サービス・プロバイダによって管理されている"検討中か開発中","稼働中か展開可能"及び"廃止済み"の全てのサービスが含まれる。
- サービスの販売と提供の支援に使用され,顧客に公開されるものであって,"検討中か開発中"と"廃止済み"のサービスは含まれず,"稼働中か展開可能"のサービスだけが含まれる。
- 投資の機会と実現される価値を含むものであって,"廃止済み"のサービスは含まれず,"検討中か開発中"のサービスと"稼働中か展開可能"のサービスが含まれる。
- どのようなサービスが提供できたのか,実力を示すものであって,"検討中か開発中"のサービスは含まれず,"稼働中か展開可能"のサービスと"廃止済み"のサービスが含まれる。
分類
マネジメント系 » サービスマネジメント » サービスの設計・移行
正解
ア
解説
サービス・ポートフォリオとは、サービス・プロバイダによって管理されている全てのサービスをリスト化し、そのサービスごとに詳細情報をまとめたものです。サービス・ポートフォリオ内のサービスは、サービス・ライフサイクル上の位置に応じ、"検討中か開発中"サービスのリストである「サービス・パイプライン」、"稼働中か展開可能"サービスのリストである「サービス・カタログ」、"廃止済み"サービスのリストである「廃止済みサービス」に分けて管理されています。したがって「ア」の説明が適切です。
- 正しい。サービス・ポートフォリオの説明です。
- サービス・カタログの説明です。
- "廃止済み"のサービスも含まれるので不適切です。
- "検討中か開発中"のサービスも含まれるので不適切です。