オリジナル模擬試験3 問25

問25

第2正規形であるが第3正規形でない表はどれか。ここで,講義名に対して担当教員は一意に決まり,所属コードに対して勤務地は一意に決まるものとする。また,{ }は繰返し項目を表し,実線の下線は主キーを表す。
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  • [出典]
  • データベース H24春期 問8

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

関係データベースの正規化は次のような3段階に分けて行います。
第1正規化
繰り返し項目をなくす
第2正規化
主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移す
第3正規化
主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移す。
したがって「主キーの一部によって一意に決まる項目がなく、主キー以外の項目によって一意に決まる項目が残っている」ものが第2正規形であるが第3正規形でない表に該当します。
  • 主キー"講義名"によって一意に決まる項目"担当教員"が表に残っているので、第2正規化が行われていないことが分かります。つまりこの表は第1正規形です。
  • どの属性によっても一意に決まる項目が存在しないため第3正規形になっています。
  • 正しい。主キー"社員番号"によって一意に決まる属性がないので第2正規形を満たしていますが、主キー以外の属性"所属コード"によって一意に決まる項目"勤務地"があるので第3正規化は行われていません。
  • 属性"趣味"に繰り返し項目が含まれているので、この表は正規化されていないとわかります。
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