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応用情報技術者令和4年秋期 午前問6
問6
未整列の配列 A[i](i=1,2,…,n)を,次の流れ図によって整列する。ここで用いられる整列アルゴリズムはどれか。
- クイックソート
- 選択ソート
- 挿入ソート
- バブルソート
分類
テクノロジ系 » アルゴリズムとプログラミング » アルゴリズム
正解
エ
解説
設問の流れ図における以下の処理に注目します。
w ← A[j]
A[j] ← A[j-1]
A[j-1] ← w
この部分は、変数wを介して配列中の隣り合った要素の値を交換する処理を行っています。選択肢の整列アルゴリズムの中で隣り合った要素を比較し、交換しながら整列するのはバブルソート(基本交換法)のみなので「エ」が正解となります。A[j] ← A[j-1]
A[j-1] ← w
- クイックソートは、データ群をある基準値を境に2つのグループに分割し、さらにそれぞれのグループで基準値を選んで2つのグループに分割するという処理を繰り返してデータを整列するアルゴリズムです。
- 選択ソート(基本選択法)は、配列中の未整列の要素の中から最小値(最小値)を探し、未整列部分の先頭要素と交換することを繰り返して整列するアルゴリズムです。
- 挿入ソート(基本挿入法)は、配列中の未整列の要素から一つずつ取り出し、整列済部分の適切な位置に挿入することを繰り返して整列するアルゴリズムです。
- 正しい。バブルソート(基本交換法)は、配列中の隣り合った要素同士を比較し、順序が合っていなれば交換することを繰り返して整列するアルゴリズムです。