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応用情報技術者令和5年春期 午前問52
問52
クリティカルチェーン法に基づいてスケジュールネットワーク上にバッファを設ける。クリティカルチェーン上にないアクティビティが遅延してもクリティカルチェーン上のアクティビティに影響しないように,クリティカルチェーンにつながっていくアクティビティの直後に設けるバッファはどれか。
- 合流バッファ
- 資源バッファ
- フレームバッファ
- プロジェクトバッファ
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトの時間
正解
ア
解説
クリティカルチェーン法は、クリティカルパス法の考え方にプロジェクト資源の制約の概念を加えて最短完了日数を算出する手法です。
クリティカルチェーン法では、個々の作業にバッファ(安全余裕時間)をもたせず、バッファをプロジェクト全体で管理します。プロジェクトのクリティカルパスを守るために、クリティカルチェーンの最後に配置されるものを「プロジェクトバッファ」、クリティカルパス上にない作業の遅れが、クリティカルパス上のタスクに影響を与えることを防ぐために作業の合流地点に配置されるものを「合流バッファ」といいます。「クリティカルチェーンにつながっていくアクティビティの直後」という記述より、合流バッファであるとわかります。したがって「ア」が正解です。
なお、フレームバッファと資源バッファは、クリティカルチェーン法で使用されるバッファではありません。
クリティカルチェーン法では、個々の作業にバッファ(安全余裕時間)をもたせず、バッファをプロジェクト全体で管理します。プロジェクトのクリティカルパスを守るために、クリティカルチェーンの最後に配置されるものを「プロジェクトバッファ」、クリティカルパス上にない作業の遅れが、クリティカルパス上のタスクに影響を与えることを防ぐために作業の合流地点に配置されるものを「合流バッファ」といいます。「クリティカルチェーンにつながっていくアクティビティの直後」という記述より、合流バッファであるとわかります。したがって「ア」が正解です。
なお、フレームバッファと資源バッファは、クリティカルチェーン法で使用されるバッファではありません。