応用情報技術者令和6年秋期 午前問78

問78

著作権法で保護されるものはどれか。
  • アルゴリズム
  • コンパイラのプログラム
  • プログラム言語
  • プロトコル
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H24秋期 問79

分類

ストラテジ系 » 法務 » 知的財産権

正解

解説

著作権は、知的財産権の中でも文化・芸術に関するものにおいて、創作物および創作者に認められる権利です。そして著作権法はこれらを保護するための法律です。情報産業の分野では、プログラムやデータベースなどが著作物に該当し、これらも保護対象になっています。

著作権法には、著作物に対する例外として、著作物を作成するために用いる次の3つには及ばないとしています。
プログラム言語
プログラムを表現する手段としての文字その他の記号及びその体系
規約
特定のプログラムにおける前号のプログラム言語の用法についての特別の約束
解法
プログラムにおける電子計算機に対する指令の組合せの方法
この規定より、❶プログラム言語そのもの、❷規約やプロトコル、❸解法・アルゴリズムは著作権保護の対象外となります。プログラム言語は対象外ですが、プログラム言語によってつくられたプログラム(ソースコード)は保護対象になります。したがって、選択肢の中で著作権法で保護されるのは「コンパイラのプログラム」のみとなります。
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