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ソフトウェア開発技術者平成15年春期 午前問29
問29
プログラム実行時の主記憶管理に関する記述として適切なものはどれか。
- 主記憶の容量を超えるプログラムを実行できるようにすることを,メモリコンパクションという。
- 主記憶を有効に利用するために,プログラムの実行中にオブジェクトモジュールの格納位置を主記憶上で移動させることを,動的リンキングという。
- プログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度実行可能にすることを,ガーペジコレクションという。
- プログラム実行中の必要になった時点で,ライブラリに用意されているプログラムモジュールをロードすることを,動的再配置という。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R3春期 問18
- 応用情報技術者 H24秋期 問17
- 応用情報技術者 H28秋期 問16
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
ウ
解説
- 記述はオーバーレイ方式や仮想記憶に関するものです。メモリコンパクションは、主記憶上の外部フラグメンテーションを一つの連続領域にまとめる処理のことです。
- 動的再配置を説明した文です。
- 正しい。ガーベジコレクション(Garbage Collection)は、プログラムが動的に確保したメモリ領域を回収して、再度使用可能にすることをいいます。
- 記述は動的リンキングを説明したものです。