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ソフトウェア開発技術者平成16年春期 午前問65
問65
図のようなネットワーク構成のシステムにおいて,同じメッセージ長のデータをホストコンピュータとの間で送受信した場合のターンアラウンドタイムは,端末Aでは450ミリ秒,端末Bでは700ミリ秒であった。上り,下りのメッセージ長は同じ長さで,ホストコンピュータでの処理時間は端末A,端末Bのどちらから利用しても同じとするとき,端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間は何ミリ秒か。ここで,ターンアラウンドタイムは,端末がデータを回線に送信し始めてから応答データを受信し終わるまでの時間とし,伝送時間は回線速度だけに依存するものとする。
- 100
- 150
- 200
- 250
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
正解
エ
解説
2つの回線の速度差に着目して答えを導いていきます。
まずホストコンピュータでの処理時間を求めます。
伝送時間はターンアラウンドタイムからホストコンピュータの処理時間を引いた時間なので、ホストコンピュータの処理時間を a とすると、伝送時間は次のような式で表せます。
(450-a)×2=700-a
という方程式を立てることができます。この式を解きホストコンピュータでの処理時間を求めます。
(450-a)×2=700-a
900-2a=700-a
-a=-200
a=200(ミリ秒)
したがって端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間は、
(700-200)÷2=250(ミリ秒)
まずホストコンピュータでの処理時間を求めます。
伝送時間はターンアラウンドタイムからホストコンピュータの処理時間を引いた時間なので、ホストコンピュータの処理時間を a とすると、伝送時間は次のような式で表せます。
- 端末A:(450-a)ミリ秒
- 端末B:(700-a)ミリ秒
(450-a)×2=700-a
という方程式を立てることができます。この式を解きホストコンピュータでの処理時間を求めます。
(450-a)×2=700-a
900-2a=700-a
-a=-200
a=200(ミリ秒)
したがって端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間は、
(700-200)÷2=250(ミリ秒)