ソフトウェア開発技術者平成20年秋期 午前問57

問57

ATMとパケット交換方式を比較した場合,ATMの特徴として適切なものはどれか。
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  • [出題歴]
  • ソフトウェア開発技術者 H17秋期 問56
  • ソフトウェア開発技術者 H19春期 問59

分類

テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク応用

正解

解説

ATM(Asynchronous Transfer Mode,非同期転送モード)は、高速通信を可能とするために送信するデータを48バイトのペイロード部に5バイトのヘッダー情報を付けた合計53バイトの固定セルに分割してデータをやり取りする交換方式です。

パケット交換方式では、到着する多種多様なパケットに対応するため、交換機ではソフトウェアにより複雑な処理を行っています。ATMでは分割単位を固定長にし、交換機での処理を複雑なソフトウェアではなくハードウェアによる高速な処理で行うことで、パケット処理時間の短縮を実現しています。

ATMの特徴は、
  • データの分割単位が固定(53バイト)
  • 網内遅延はハードウェアによる高速な処理により小さい
したがって正解は「エ」になります。
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