応用情報技術者平成21年秋期 午前問37

問37

図は,既存の電話機を使用した企業内PBXの内線網を,IPネットワークに統合する場合の接続構成を示している。図中のa~cに該当する装置の適切な組合せはどれか。
37.png/image-size:314×35
  • 37a.png/image-size:380×114

            

分類

テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク応用

正解

解説

VoIP(Voice over IP:ボイップ)は、音声データをIPネットワークで伝送する技術です。アナログ音声を各種符号化方式でデジタル化し、IPネットワーク上のパケットに乗せることで音声データのリアルタイム伝送を行います。

VoIPの構成要素であるPBX、VoIPゲートウェイ、ルータの機能は次のとおりです。
PBX(Private Branch eXchange)
複数の構内電話機を、公衆電話回線網に接続して使用する際の中継装置のこと。
VoIPゲートウェイ
電話網とIPネットワークの境界に置かれ、音声とIPパケットの相互変換を行う。
ルータ
他のIPネットワークとの境界に設置され、パケットのIPアドレスを見て最適な経路に中継する通信装置。
問題文の図をみると、まずaが公衆電話回線網との接続点なので「PBX」,cが他のネットワークとの接続点なので「ルータ」になります。bはアナログ電話網とIPネットワークとの境界なので、音声とIPパケットを相互変換する「VoIPゲートウェイ」になります。
37_1.png/image-size:532×59
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop