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応用情報技術者平成22年春期 午前問73
問73
モジュラ型アーキテクチャと比較したインテグラル型アーキテクチャの特徴として,適切なものはどれか。
- 最大パフォーマンスが制限され,資源に機能が重複しやすい。
- システム全体の最適化を行うことで,一つの製品ができる。
- 標準的な部品の構成によって,製品組立てが可能である。
- 複数の企業が役割を分担して,一つの製品を開発するときに有効な方法である。
分類
ストラテジ系 » ビジネスインダストリ » 産業機器
正解
イ
解説
用語を確認しておきましょう。
- モジュラ型アーキテクチャ
- 構成要素がモジュール化(部品化)されていて、それらを結合することでシステムを設計・開発・製造できるように作られたアーキテクチャ。機能が要素と1対1に対応したもの。(コンピュータなど)
- インテグラル型アーキテクチャ
- 製品やシステムを構成する要素同士が密接に結び付いたアーキテクチャ。各機能と複数の要素に関係するように作られているもの。(車など)
- モジュラ型アーキテクチャの特徴です。
- 正しい。インテグラル型アーキテクチャでは、1つの要素を変更するとほかの要素との関係を調整する必要があるものがあるので各部品の相互調整を総合的な視点で最適化することが必要になってきます。
- モジュラ型アーキテクチャの特徴です。
- 部品ごと独立して開発が可能であるモジュラ型アーキテクチャの特徴です。