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応用情報技術者平成24年秋期 午前問10
問10
CPUのスタックポインタが示すものはどれか。
- サブルーチン呼出し時に,戻り先アドレス及びレジスタの内容を格納するメモリのアドレス
- 次に読み出す機械語命令が格納されているアドレス
- メモリから読み出された機械語命令
- 割込みの許可状態,及び条件分岐の判断に必要な演算結果の状態
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R2秋期 問8
- 応用情報技術者 H28春期 問8
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » プロセッサ
正解
ア
解説
スタックポインタは、スタックの最上段のアドレスを保持するレジスタで、スタック内で最後に参照されたアドレスを保持しています。
メインルーチンがサブルーチンを呼び出すとき、次のようにサブルーチン終了後の復帰先などをスタックに格納してからサブルーチンを実行しています。
メインルーチンがサブルーチンを呼び出すとき、次のようにサブルーチン終了後の復帰先などをスタックに格納してからサブルーチンを実行しています。
- メインルーチンの次に実行される命令アドレスをスタックに格納
- サブルーチンのアドレスをプログラムカウンターに設定
- サブルーチン用の局所変数領域をスタックの最上段に作成
- サブルーチンを実行
- サブルーチン用の局所変数領域を解放
- スタック(の最上段)に格納された復帰先をプログラムカウンターに設定
- 正しい。CPUのスタックポインタが示すものです。
- プログラムカウンターが示すものです。
- 命令レジスタが示すものです。
- ステータスレジスタが示すものです。