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応用情報技術者平成25年春期 午前問23
問23
ウォッチドッグタイマの機能はどれか。
- あらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムに通知する。
- システム異常を検出した場合,タイマで設定された時間だけ待ってシステムに通知する。
- システム異常を検出した場合,マスカブル割込みでシステムに通知する。
- システムが一定時間異常であった場合,上位の管理プログラムに通知する。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R1秋期 問21
- 応用情報技術者 R3秋期 問21
- 応用情報技術者 H21春期 問23
- 応用情報技術者 H26秋期 問22
- 応用情報技術者 H29秋期 問22
分類
テクノロジ系 » ハードウェア » ハードウェア
正解
ア
解説
ウォッチドッグタイマ(Watchdog Timer)とは、システムに異常が発生したことを検知し、それを通知する目的で設定されるタイマです。ウォッチドッグには、英語で番犬という意味があります。
タイマには適切な時間がセットされていて、システムが正常なときは一定間隔でタイマの経過時間をリセットしています。しかし、システムに異常が起こるとリセットが行われなくなり、タイマのカウントが増加し続けることになります。
「設定した時間内にリセットが行われなかったのは、システムに異常が起きている」と考えられるので、ウォッチドッグタイマに設定された時間が経過した場合はノンマスカブル割込みを発生させ、システムに異常を通知するという仕組みになっています。
タイマには適切な時間がセットされていて、システムが正常なときは一定間隔でタイマの経過時間をリセットしています。しかし、システムに異常が起こるとリセットが行われなくなり、タイマのカウントが増加し続けることになります。
「設定した時間内にリセットが行われなかったのは、システムに異常が起きている」と考えられるので、ウォッチドッグタイマに設定された時間が経過した場合はノンマスカブル割込みを発生させ、システムに異常を通知するという仕組みになっています。
- 正しい。
- システム異常を検知した場合、即座にシステムに通知します。
- システムへの通知はノンマスカブル割込みで行われます。
- 割込みを発生させてシステムに通知します。
- マスカブル割込み
- その発生を抑制できる割込みのこと。ノンマスカブル割込みは発生を抑制できない割込みということになる。