応用情報技術者平成25年春期 午前問38

問38

暗号解読のための攻撃法のうち,ブルートフォース攻撃はどれか。
  • 与えられた1組の平文と暗号文に対し,総当たりで鍵を割り出す。
  • 暗号化関数の統計的な偏りを線形関数によって近似して解読する。
  • 暗号化装置の動作を電磁波から解析することによって解読する。
  • 異なる二つの平文とそれぞれの暗号文の差分を観測して鍵を割り出す。
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H27秋期 問37
  • ソフトウェア開発技術者 H20春期 問72

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ

正解

解説

ブルートフォース攻撃は、パスワード解析に用いられる手法の1つで、特定の文字数および文字種で設定される可能性のあるすべての組合せを試すことで不正ログインを試みる攻撃手法です。
パスワード長が短く、使用可能な文字種が少ない場合には、この手法によって破られる可能性が高くなってしまいます。
  • 正しい。
  • 暗号化関数の線形近似式を発見することを基本とした「線形解読法」の説明です。
  • サイドチャネル攻撃の説明です。
  • 入力値の差分が出力値の差分にどのような影響を与えるかを分析して解読を試みる「差分解読法」の説明です。
© 2010-2024 応用情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop