HOME»応用情報技術者平成25年春期»午前問72
応用情報技術者平成25年春期 午前問72
問72
ある会社の生産計画部では,毎月25日に次の手続きで翌月の計画生産量を決定している。8月分の計画生産量を求める式はどれか。
〔手続〕
〔手続〕
- 当月末の予想在庫量を,前月末の実在庫量と当月の計画生産量と予想販売量から求める。
- 当月末の予想在庫と,翌月分の予想販売量から,翌月末の予想在庫量が翌々月から3か月間の予想販売量と等しくなるように翌月の計画生産量を決定する。
- I6+P7-S7+S8
- S8+S9+S10+S11-I7
- S8+S9+S10+S11-I8
- S9+S10+S11-I7
分類
ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用
正解
イ
解説
翌月が8月なので、当月は7月、前月は6月になります。
問題文の手続きに図中の記号を当てはめると次のようになります。
問題文の手続きに図中の記号を当てはめると次のようになります。
- 当月末の予想在庫量(I7)を,前月末の実在庫量(I6)と当月の計画生産量(P7)と予想販売量(S7)から求める。
→予想在庫量は「前月の在庫量+生産量-販売量」で計算できるので、I7=I6+P7-S7 の式になりますが、図中ではI7は計算された状態なのでこれをそのまま使うことができます。 - 当月末の予想在庫(I7)と,翌月分の予想販売量(S8)から,翌月末の予想在庫量(I8)が翌々月から3か月間の予想販売量(S9+S10+S11)と等しくなるように翌月の計画生産量を決定する。
→先程と同様に予想在庫量は「前月の在庫量+生産量-販売量」で計算できるので、8月の予想在庫量は、I8=I7+P8(8月の計画生産量)-S8で求めることができます。この8月の予想在庫量がS9+S10+S11と等しくなればよいので、2つの量には次のような関係があることになります。
I7+P8-S8=S9+S10+S11
P8=S8+S9+S10+S11-I7