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応用情報技術者平成27年春期 午前問18
問18
500kバイトの連続した空き領域に,複数のプログラムモジュールをオーバーレイ方式で読み込んで実行する。読込み順序Aと読込み順序Bにおいて,最後の120kバイトのモジュールを読み込む際,読込み可否の組合せとして適切なものはどれか。ここで,数値は各モジュールの大きさをkバイトで表したものであり,モジュールを読み込む領域は,ファーストフィット方式で求めることとする。
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
イ
解説
オーバーレイ方式は、記憶に格納できない大きいプログラムをいくつかのブロック(セグメント)に分割し、その時の処理に必要なブロックだけを主記憶にロードして実行する仕組みです。
またファーストフィット方式は、空き領域割り当てを制御するアルゴリズムの1つで、空きブロックをメモリの先頭から検索していき要求サイズ以上の空きブロックが見つかった時点でそれを割り当てるというものです。
ファーストフィット方式に従って空き領域を割り当てていくと〔読込み順序A〕では以下のように最後の120kバイトの割り当てが可能です。しかし〔読込み順序B〕では以下のように連続した120kバイト以上の空き領域が無くなってしまうため割り当てができません。したがって正しい組合せは「イ」です。
またファーストフィット方式は、空き領域割り当てを制御するアルゴリズムの1つで、空きブロックをメモリの先頭から検索していき要求サイズ以上の空きブロックが見つかった時点でそれを割り当てるというものです。
ファーストフィット方式に従って空き領域を割り当てていくと〔読込み順序A〕では以下のように最後の120kバイトの割り当てが可能です。しかし〔読込み順序B〕では以下のように連続した120kバイト以上の空き領域が無くなってしまうため割り当てができません。したがって正しい組合せは「イ」です。