応用情報技術者平成28年秋期 午前問14

問14

あるシステムにおいて,MTBFとMTTRがともに1.5倍になったとき,アベイラビリティ(稼働率)は何倍になるか。
  • 23
  • 1.5
  • 2.25
  • 変わらない
  • [出題歴]
  • 初級シスアド H14秋期 問16
  • 応用情報技術者 R4秋期 問14
  • ITパスポート H23特別 問71

分類

テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標

正解

解説

稼働率は、ある期間中にシステムが稼働していた時間の割合であり、MTBFMTBF+MTTRで求めることができます。

MTBFとMTTRをそれぞれ1.5倍にして式の変化を見ます。

 1.5×MTBF1.5×MTBF+1.5×MTTR
1.5×MTBF1.5(MTBF+MTTR)
MTBFMTBF+MTTR //1.5で約分する

最初と同じ式になるため、稼働率は以前と変わらないことがわかります。したがって「エ」が正解です。
MTBF(Mean Time Between Failures)
システムが修理され正常に稼働し始めてから、次回故障するまでの平均故障間隔のこと
MTTR(Mean Time To Repair)
システムの故障を修理するために要した平均修復時間のこと
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