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応用情報技術者平成28年秋期 午前問16
問16
プログラム実行時の主記憶管理に関する記述として,適切なものはどれか。
- 主記憶の空き領域を結合して一つの連続した領域にすることを,可変区画方式という。
- プログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを,ガーベジコレクションという。
- プログラムの実行中に主記憶内でモジュールの格納位置を移動させることを,動的リンキングという。
- プログラムの実行中に必要になった時点でモジュールをロードすることを,動的再配置という。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R3春期 問18
- 応用情報技術者 H24秋期 問17
- ソフトウェア開発技術者 H15春期 問29
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア » オペレーティングシステム
正解
イ
解説
- 可変区画方式は、実行するプログラムの大きさに応じて主記憶を区画して割当てる方式です。可変区画方式で区画の割当てと解放を繰り返していくと、主記憶上に不連続な未使用領域が発生します。この主記憶の細かな空き領域を結合して一つの連続した領域にすることをメモリコンパクション(またはデフラグ)といいます。
- 正しい。ガーベジコレクション(Garbage Collection)は、プログラムが動的に確保したメモリ領域を回収して、再度使用可能にすることをいいます。ガーベジには「ゴミ」の意があり、メモリ中の使われない部分を集める作業になぞらえています。
- 動的再配置の説明です。
- 動的リンキングの説明です。