応用情報技術者 試験情報＆徹底解説

この問題は、「プロジェクトマネージャ 平成28年春期 午前Ⅱ 問11」と同じです。

解説に、Excelで計算して解くかのように書かれていますが、これは、あくまでも参考までに計算すればこうなるというものですから、試験場での解き方を示した方がいいと思います。

プロジェクトマネージャ受験者の多くは「規模が大きくなれば、生産性は一定ではなく漸減する」ことを知識としてあるいは経験として知っていると思いますので、それを適用してエとなります。応用情報受験者は、このことを知っておいた方がいいでしょう。

この問題の正攻法を以下の通り考えてみました。

グラフは、x軸がKDSI、y軸がKDSI／MMですので、この曲線の式は、
y＝KDSI／(3.0×(KDSI)^^1.12)＝x／(3.0×x^^1.12)≒0.33×1／x^^0.12
となります。x^^0.12は、xの0.12乗であり、xのおよそ1／8乗根です。

xの1／8乗根は、
x＝1のときに1、
x＝1億のときに10、
x＝1億の2乗のときに100、
というように、xの増え方に比較してかなりゆっくりな増え方です。(選択肢アの形)

そうすると、y＝0.33×1／xという反比例のグラフ(下に凸)をベースにして、
xが大きくなればなるほど、yはゆっくりと減少することになり、エしかありません。
(選択肢アの逆数と考えてもエです)

一部、間違えました。

誤  となります。x^^0.12は、xの0.12乗であり、xのおよそ1／8乗根です。
    xの1／8乗根は、
↓
正  となります。x^^0.12は、xの0.12乗であり、xのおよそ8乗根です。
    xの8乗根は、

ご報告ありがとうございます。
現在の解説に追記する形で、ご投稿内容を反映させていただきました。