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可用性って、システムやサービスが利用できる時間の割合のことですね。
たとえば、
「99時間稼働すると、故障して1時間使えなくなるWebAPサーバのハード」を使っているとして、可用性をストレートに上げたければ、2つ用意して交互に動作させればいいわけです。
災対のを強化したところで、オンライン業務サーバの可用性を高めるか?というとなると、災対は可用性が上がるけどオンライン業務サーバの可用性には寄与してないよなってなるので、
そういう違いです。
ご回答ありがとうございます。
ご回答内容を確認し、別途コメントさせて頂きます。
■設問1のご回答について、よくわかりました。
今回の問題とは話が逸れますが、
社内でシステムを運用し、社員が利用する場合、
社内的なSLAは設けないものなのでしょうか?
「会社が社員に対して可用性は~を保証しますよ。」という具合です。
■設問4のご回答について、よくわかりました。
たしかに別物ですね。。
会社というか、IS部門が保証するか?というと、
内部システムだから おっせーなー、とかいいながら使っているのは見ます。
契約しているクラウドとかERPとかその辺とはそういう契約して、未達成なら支払減額、
とか聞きましたけど、
内部システムに対して保証したのはききませんね。
それを保証して、ユーザ部門からカネが入ってくるなら、やるでしょうけど。
平成21年春期午後問11 [2440]
そろそろ受かりたいさん(No.1)
https://www.ap-siken.com/kakomon/21_haru/pm11.html
■設問1
解答の1つが「ウ:サービスに対する不透明な部分が明確になる。」となっていますが、
他社に運用業務を委託することで、自社の運用業務でふんわりしていたルール等が
他の人の視点でみたときに疑問として挙がってくるという意味合いであってますでしょうか。
■設問4
解答の1つが「エ:ハードウェアの稼働状況を調査し必要機器の補強を行う。」となっていますが、
表で「オンライン業務サーバの可用性」とあったので、私は
「オ:マシン室分電盤の二重化など,災害対策システムの強化を実施する。」を選択してしまいました。
具体的にオとエの違いがよくわからないのでご教示いただけますでしょうか。
■設問1
解答の1つが「ウ:サービスに対する不透明な部分が明確になる。」となっていますが、
他社に運用業務を委託することで、自社の運用業務でふんわりしていたルール等が
他の人の視点でみたときに疑問として挙がってくるという意味合いであってますでしょうか。
■設問4
解答の1つが「エ:ハードウェアの稼働状況を調査し必要機器の補強を行う。」となっていますが、
表で「オンライン業務サーバの可用性」とあったので、私は
「オ:マシン室分電盤の二重化など,災害対策システムの強化を実施する。」を選択してしまいました。
具体的にオとエの違いがよくわからないのでご教示いただけますでしょうか。
2021.03.06 13:41
GinSanaさん(No.2)
★AP プラチナマイスター
T社が,U社に業務委託をする際にSLA(サービス水準合意、サービスする方が「これくらいの品質は確保するね」と提示して、合意がとれたボーダー)を締結することによって享受できるメリットですから、もし結ばなかったらどうなるかを考えてみましょう。
たとえば稼働率を決めなかったら、SLAが稼働率99%規定なら週間ダウンタイム(落ちても許容される時間)は1.68時間になりますが、それが決まってないってことは、サービスに対する不透明な部分になるわけで、それが明確になるわけです。
エ(サービス品質の向上が期待できる。)はなんかこじつけな感じがしますが、SLAって位置付けではそういうことになります。
他が関係ないので、あとは消去法でもいけますね。
サービス提供者の瑕疵担保責任範囲が限定できる。は、いまは瑕疵(かし)担保とは言わずに、民法改正で契約不適合責任に変わりましたが、まあやってることはプログラムでバグがあったら1年間は修理しろよっていう契約条項なので、SLAとは別の領域で契約を交わすことになります。
このあたりは、
「契約不適合責任」を盛り込んだ契約書作りのポイント、教えます(サンプル付き)
を検索してください。
たとえば稼働率を決めなかったら、SLAが稼働率99%規定なら週間ダウンタイム(落ちても許容される時間)は1.68時間になりますが、それが決まってないってことは、サービスに対する不透明な部分になるわけで、それが明確になるわけです。
エ(サービス品質の向上が期待できる。)はなんかこじつけな感じがしますが、SLAって位置付けではそういうことになります。
他が関係ないので、あとは消去法でもいけますね。
サービス提供者の瑕疵担保責任範囲が限定できる。は、いまは瑕疵(かし)担保とは言わずに、民法改正で契約不適合責任に変わりましたが、まあやってることはプログラムでバグがあったら1年間は修理しろよっていう契約条項なので、SLAとは別の領域で契約を交わすことになります。
このあたりは、
「契約不適合責任」を盛り込んだ契約書作りのポイント、教えます(サンプル付き)
を検索してください。
2021.03.07 11:23
GinSanaさん(No.3)
★AP プラチナマイスター
>解答の1つが「エ:ハードウェアの稼働状況を調査し必要機器の補強を行う。」となっていますが、
>表で「オンライン業務サーバの可用性」とあったので、私は
>「オ:マシン室分電盤の二重化など,災害対策システムの強化を実施する。」を選択してしまいました。
可用性って、システムやサービスが利用できる時間の割合のことですね。
たとえば、
「99時間稼働すると、故障して1時間使えなくなるWebAPサーバのハード」を使っているとして、可用性をストレートに上げたければ、2つ用意して交互に動作させればいいわけです。
災対のを強化したところで、オンライン業務サーバの可用性を高めるか?というとなると、災対は可用性が上がるけどオンライン業務サーバの可用性には寄与してないよなってなるので、
そういう違いです。
2021.03.07 11:31
そろそろ受かりたいさん(No.4)
>GinSanaさん
ご回答ありがとうございます。
ご回答内容を確認し、別途コメントさせて頂きます。
2021.03.07 23:33
そろそろ受かりたいさん(No.5)
>GinSanaさん
■設問1のご回答について、よくわかりました。
今回の問題とは話が逸れますが、
社内でシステムを運用し、社員が利用する場合、
社内的なSLAは設けないものなのでしょうか?
「会社が社員に対して可用性は~を保証しますよ。」という具合です。
■設問4のご回答について、よくわかりました。
>災対のを強化したところで、オンライン業務サーバの可用性を高めるか?
たしかに別物ですね。。
2021.03.08 12:11
GinSanaさん(No.6)
★AP プラチナマイスター
>社内でシステムを運用し、社員が利用する場合、
>社内的なSLAは設けないものなのでしょうか?
>「会社が社員に対して可用性は~を保証しますよ。」という具合です。
会社というか、IS部門が保証するか?というと、
内部システムだから おっせーなー、とかいいながら使っているのは見ます。
契約しているクラウドとかERPとかその辺とはそういう契約して、未達成なら支払減額、
とか聞きましたけど、
内部システムに対して保証したのはききませんね。
それを保証して、ユーザ部門からカネが入ってくるなら、やるでしょうけど。
2021.03.08 13:27
GinSanaさん(No.7)
★AP プラチナマイスター
レスポンス何秒とか、DBが自前で抱えていればそういうのも担保が聞くんですが、
最近はDBもAWS RDSとかHerokuPostgresとかCloudSQLとかそういうのも使ってクラウドに抱えていたりして、そっちが遅いと当然アプリケーション側にまで波及してくるので、
保証範囲が難しいんですよね。
まあ、社内だからあきらめろっていう意味で、常識的な範囲の速度とか可用性とか、そういう暗黙的な保証にしているのではないでしょうか。
設計書も大半書かなかったりですから。それでいいのか、といわれると、ドキュメントよりコードだ、を地でいっているのかものぐさなんだか、
というところですが・・・。(これは、社内システムの作成等を請負でやった際の経験で書いています)
最近はDBもAWS RDSとかHerokuPostgresとかCloudSQLとかそういうのも使ってクラウドに抱えていたりして、そっちが遅いと当然アプリケーション側にまで波及してくるので、
保証範囲が難しいんですよね。
まあ、社内だからあきらめろっていう意味で、常識的な範囲の速度とか可用性とか、そういう暗黙的な保証にしているのではないでしょうか。
設計書も大半書かなかったりですから。それでいいのか、といわれると、ドキュメントよりコードだ、を地でいっているのかものぐさなんだか、
というところですが・・・。(これは、社内システムの作成等を請負でやった際の経験で書いています)
2021.03.08 13:40