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おはようございます。
問題、作問者の意図通り読み解く前に、VDIに対する理解が必要だと感じました。
前提知識が誤っていると、当然ですが、意図通り読む解くことはできません。
www.infraexpert.com/study/virtual6.html
上記のほか、VDIに関する記事が沢山あると思いますので、そちらを理解した上で
問題を解いてみては如何でしょうか。
サービスを利用する側から見れば、確かにNPCがTCに置き換わった「だけ」にも
思えますが、通信の世界では異なります。
例えば、業務サーバ利用通信であれば、通信の世界では以下の流れです。
①NPC→業務サーバ(広域イーサネット経由)
一方で、VDI導入後は、以下の流れに変わります。
①TC→仮想PC(広域イーサネット経由)
②仮想PC→業務サーバ(広域イーサネット非経由)
表2の内容にも記載されているとおり、②の通信の接続元は仮想PCです。
このため、1や2の通信は「業務サーバ利用」や「FS1サーバ利用」という
観点で広域イーサネットを経由しなくなります。
繰り返しにはなりますが、通信として「TCから仮想PC」と「仮想PCからその他」は
まったく別物です。
データの流れから考えても、これを1つの通信と見做すことはできません。
もちろん、ユーザ目線で言えば、TCが業務サーバ等に通信しているように見えます。
ですが、あくまでも技術の話なので、そこを一緒くたにするのはNGです。
如何でしょうか。
そんなわけない。
本当に解答がない場合は「解なし」と書くべき。
空欄のままは未解答扱いで0点。
「全て答えよ」じゃないの?
「複数答えよ」で、解答1つでは出題ミスでしょ。
1つは複数じゃないからね
そうだったかもしれません。「全て」と書いてあったのに、
実際の解答は1つしかなかった問題だったと思います。
令和2年秋期午後 問5 設問3 [4437]
八王子さんさん(No.1)
https://www.ap-siken.com/kakomon/02_aki/pm05.html
【質問内容】
設問の書き方に納得いきません。読解力を上げるにはどうしたらいいでしょうか
【背景】
設問3(1)に"VDI導入後に,広域イーサ網を経由しなくなる通信"とありますが、私は「全ての項目が当てはまらない(つまり無記載が正解)」と回答してしまいました。
私の誤った問の捉え方は「VDI導入後、NPCはTC化し、仮想PCに接続しなければ何も出来ない状態になった。つまりどんな通信でも初手で広域イーサネットを通る必要がある。よって広域イーサ網を経由しなくなる通信は存在しない」となっています。
根拠は、表1は"NPCから~"や"NPCと~"といった記載になっています。〔VDIの導入後のネットワーク構成の検討〕に"NPCをTC化する"とあるのですから、NPCはTCに置き換えて考えるべき。(表1では『NPC→業務サーバ等』になっているのだから、VDI導入後の通信は『TC→業務サーバ等』で考えるべき。であれば全て広域イーサネットを通るのでは?という意味です)
ですが答えでは、TCから仮想PCへの接続通信を省き、それらが終わった後の仮想PCからの通信を軸に進んでいます。
どうすれば問題の意図通り読み解くことができるようになるのでしょうか。汎用的な回答でも頂けると幸いです。
(公式回答の理解はできます。納得がいっていないだけです。)
【質問内容】
設問の書き方に納得いきません。読解力を上げるにはどうしたらいいでしょうか
【背景】
設問3(1)に"VDI導入後に,広域イーサ網を経由しなくなる通信"とありますが、私は「全ての項目が当てはまらない(つまり無記載が正解)」と回答してしまいました。
私の誤った問の捉え方は「VDI導入後、NPCはTC化し、仮想PCに接続しなければ何も出来ない状態になった。つまりどんな通信でも初手で広域イーサネットを通る必要がある。よって広域イーサ網を経由しなくなる通信は存在しない」となっています。
根拠は、表1は"NPCから~"や"NPCと~"といった記載になっています。〔VDIの導入後のネットワーク構成の検討〕に"NPCをTC化する"とあるのですから、NPCはTCに置き換えて考えるべき。(表1では『NPC→業務サーバ等』になっているのだから、VDI導入後の通信は『TC→業務サーバ等』で考えるべき。であれば全て広域イーサネットを通るのでは?という意味です)
ですが答えでは、TCから仮想PCへの接続通信を省き、それらが終わった後の仮想PCからの通信を軸に進んでいます。
どうすれば問題の意図通り読み解くことができるようになるのでしょうか。汎用的な回答でも頂けると幸いです。
(公式回答の理解はできます。納得がいっていないだけです。)
2023.08.30 00:38
jjon-comさん(No.2)
★AP プラチナマイスター
仮想デスクトッフ基盤(VDI: Virtual Desktop Infrastructure)は
広域イーサネット網上でのみ稼働する,という理解が間違っています。
インターネット上でもVDIは使えます。
https://www.ap-siken.com/bbs/4362.html
のNo.6を参照のこと。
ですから,
という解釈も間違っています。
TCから仮想PCへの接続通信も含んだ設問になっています。
広域イーサネット網上でのみ稼働する,という理解が間違っています。
インターネット上でもVDIは使えます。
https://www.ap-siken.com/bbs/4362.html
のNo.6を参照のこと。
ですから,
> 答えでは、TCから仮想PCへの接続通信を省き、
> それらが終わった後の仮想PCからの通信を軸に進んでいます。
という解釈も間違っています。
TCから仮想PCへの接続通信も含んだ設問になっています。
2023.08.30 09:08
犬。さん(No.3)
>八王子さん
おはようございます。
>どうすれば問題の意図通り読み解くことができるようになるのでしょうか。
>汎用的な回答でも頂けると幸いです。
問題、作問者の意図通り読み解く前に、VDIに対する理解が必要だと感じました。
前提知識が誤っていると、当然ですが、意図通り読む解くことはできません。
www.infraexpert.com/study/virtual6.html
上記のほか、VDIに関する記事が沢山あると思いますので、そちらを理解した上で
問題を解いてみては如何でしょうか。
>根拠は、表1は"NPCから~"や"NPCと~"といった記載になっています。
>〔VDIの導入後のネットワーク構成の検討〕に"NPCをTC化する"とあるのです
>から、NPCはTCに置き換えて考えるべき。
サービスを利用する側から見れば、確かにNPCがTCに置き換わった「だけ」にも
思えますが、通信の世界では異なります。
例えば、業務サーバ利用通信であれば、通信の世界では以下の流れです。
①NPC→業務サーバ(広域イーサネット経由)
一方で、VDI導入後は、以下の流れに変わります。
①TC→仮想PC(広域イーサネット経由)
②仮想PC→業務サーバ(広域イーサネット非経由)
表2の内容にも記載されているとおり、②の通信の接続元は仮想PCです。
このため、1や2の通信は「業務サーバ利用」や「FS1サーバ利用」という
観点で広域イーサネットを経由しなくなります。
>ですが答えでは、TCから仮想PCへの接続通信を省き、それらが終わった後の
>仮想PCからの通信を軸に進んでいます。
繰り返しにはなりますが、通信として「TCから仮想PC」と「仮想PCからその他」は
まったく別物です。
データの流れから考えても、これを1つの通信と見做すことはできません。
もちろん、ユーザ目線で言えば、TCが業務サーバ等に通信しているように見えます。
ですが、あくまでも技術の話なので、そこを一緒くたにするのはNGです。
如何でしょうか。
2023.08.30 09:45
jjon-comさん(No.4)
★AP プラチナマイスター
ごめんなさい,No.3を読んでいま気づきました。
設問3(1)についてのご質問なので,表2の項番1~7に即して回答すべきですね。
No.2の次の箇所は読み捨てていただけますか。誤解を招く曖昧な表現でした。
設問3(1)についてのご質問なので,表2の項番1~7に即して回答すべきですね。
No.2の次の箇所は読み捨てていただけますか。誤解を招く曖昧な表現でした。
ですから,
という解釈も間違っています。
TCから仮想PCへの接続通信も含んだ設問になっています。
> 答えでは、TCから仮想PCへの接続通信を省き、
> それらが終わった後の仮想PCからの通信を軸に進んでいます。
という解釈も間違っています。
TCから仮想PCへの接続通信も含んだ設問になっています。
2023.08.30 10:08
とおりものさん(No.5)
心中お察しします。
ネットワークでは珍しい国語力を問われる問題でしたね。
た。
この問の解き方はこうです。
一つ目の着眼点としては、まず1-5の中で、広域イーサーネットを経由しない通信を探しますが、1-5はNPCに関する通信のことをいっており、TCに関することは述べられていませんので、1-5の全てが広域イーサーネットを経由しない通信として、該当します。
そして次の着眼点は問題の「VDI導入後」に広域イーサーネットを経由しなくなる通信と問われているので、3.4.5はVDI導入前からそもそも広域イーサーネットを使用していないため、「VDI導入後広域イーサネットを使用しなくなる通信」の答えとしては除外されます。
以上の2つの結果から
導入前に広域イーサーネットを使用しており、導入後に使用しなくなったということで、1.2だけが答えになります。
仮想化は端末の名前が変わるので、問題の端末の名前に注意することと、導入後といっているので、導入前にそもそもできていないものは選択肢として除外するという心構えくらいしか対策はないのかーと思います。
今私にとっては、このくらいしか対策出来そうにありません。
私がこれを演習ではじめて解いた時の感想メモには、「悪門すぎるため、復習不要、こんなのむり」と書いてました。ですが結構覚えてましたね。
この問題に納得出来ない人は、他にもいると思います。もっと別の問題の出し方あるだろ。と
自分にとって、いい解き方が見つかるといいですね。
ネットワークでは珍しい国語力を問われる問題でしたね。
た。
この問の解き方はこうです。
一つ目の着眼点としては、まず1-5の中で、広域イーサーネットを経由しない通信を探しますが、1-5はNPCに関する通信のことをいっており、TCに関することは述べられていませんので、1-5の全てが広域イーサーネットを経由しない通信として、該当します。
そして次の着眼点は問題の「VDI導入後」に広域イーサーネットを経由しなくなる通信と問われているので、3.4.5はVDI導入前からそもそも広域イーサーネットを使用していないため、「VDI導入後広域イーサネットを使用しなくなる通信」の答えとしては除外されます。
以上の2つの結果から
導入前に広域イーサーネットを使用しており、導入後に使用しなくなったということで、1.2だけが答えになります。
仮想化は端末の名前が変わるので、問題の端末の名前に注意することと、導入後といっているので、導入前にそもそもできていないものは選択肢として除外するという心構えくらいしか対策はないのかーと思います。
今私にとっては、このくらいしか対策出来そうにありません。
私がこれを演習ではじめて解いた時の感想メモには、「悪門すぎるため、復習不要、こんなのむり」と書いてました。ですが結構覚えてましたね。
この問題に納得出来ない人は、他にもいると思います。もっと別の問題の出し方あるだろ。と
自分にとって、いい解き方が見つかるといいですね。
2023.08.30 13:26
pixさん(No.6)
★AP シルバーマイスター
IPAの解答テクニック&国語の問題になりますが、以下が考えられます。
・「全て答えよ」という場合は、必ず解答が1つ以上ある
本問のケースです。
もし解答なしの場合、解答用紙は空欄が正解になってしまいます。
その場合、時間がなくて解答を埋められず空欄になってしまった場合でも
正解になってしまいます。
このようなケースはIPAとしても避けるため、解答なしの問題は存在しないと
考えられます。
・「複数答えよ」という場合に、解答が1つの場合がある
過去SCの問題でこのパターンがありました。解答が2以上あると思って
しまいますが、実際は1つでした。このパターンは非常にまれです。
小手先のテクニックかもしれませんが、ご参考までに。
・「全て答えよ」という場合は、必ず解答が1つ以上ある
本問のケースです。
もし解答なしの場合、解答用紙は空欄が正解になってしまいます。
その場合、時間がなくて解答を埋められず空欄になってしまった場合でも
正解になってしまいます。
このようなケースはIPAとしても避けるため、解答なしの問題は存在しないと
考えられます。
・「複数答えよ」という場合に、解答が1つの場合がある
過去SCの問題でこのパターンがありました。解答が2以上あると思って
しまいますが、実際は1つでした。このパターンは非常にまれです。
小手先のテクニックかもしれませんが、ご参考までに。
2023.08.30 14:36
トランジットさん(No.7)
> もし解答なしの場合、解答用紙は空欄が正解になってしまいます。
そんなわけない。
本当に解答がない場合は「解なし」と書くべき。
空欄のままは未解答扱いで0点。
> ・「複数答えよ」という場合に、解答が1つの場合がある
「全て答えよ」じゃないの?
「複数答えよ」で、解答1つでは出題ミスでしょ。
1つは複数じゃないからね
2023.08.30 16:37
pixさん(No.8)
★AP シルバーマイスター
この投稿は投稿者により削除されました。(2023.08.30 17:22)
2023.08.30 17:22
pixさん(No.9)
★AP シルバーマイスター
>「全て答えよ」じゃないの?
>「複数答えよ」で、解答1つでは出題ミスでしょ。
>1つは複数じゃないからね
そうだったかもしれません。「全て」と書いてあったのに、
実際の解答は1つしかなかった問題だったと思います。
2023.08.30 17:23
八王子さん(No.10)
皆様ありがとうございます。
1.TCから広域イーサネットを経由して仮想PCにアクセス
(TC→広域→仮想)
2.仮想PCが各処理を実行
(仮想→各サーバ)
3.仮想PCの操作や、画面の共有は広域イーサネット経由でリアルタイムで実行
(TC←→広域←→仮想)
TCは画面を写しているだけで、仮想PCが実際の処理を行っているという程度の理解はしていたつもりです。
上が皆様から頂いた参考リンクも読んだ上での私の理解なのですが、設問3(1)では「実際の処理や実行は仮想PCが行う」という観点から上でいう2だけを考慮して考える必要があったということですかね?
No2 jjon-comさん
ありがとうございます。
とありますが、これは
「事業所から広域イーサネットを経由して仮想PCを利用しようが、その後に同一人物が本社オフィスエリアのTCを利用して「広域イーサネットを利用せず」仮想PCを利用しようが、外出先のTCから「インターネットを経由して」仮想PCを利用しようが、動いているのは仮想PCだから結果は同じだし仮想PCは普通に使える」
という意味でしょうか?
No3 犬さん
ありがとうございます。一番しっくりきました。
データの流れからも『TC→仮想PC』への接続はやはり考慮しないのですね。NPCに変わって実際に処理や通信を行うのは仮想PCですもんね。
1.TCから広域イーサネットを経由して仮想PCにアクセス
(TC→広域→仮想)
2.仮想PCが各処理を実行
(仮想→各サーバ)
3.仮想PCの操作や、画面の共有は広域イーサネット経由でリアルタイムで実行
(TC←→広域←→仮想)
TCは画面を写しているだけで、仮想PCが実際の処理を行っているという程度の理解はしていたつもりです。
上が皆様から頂いた参考リンクも読んだ上での私の理解なのですが、設問3(1)では「実際の処理や実行は仮想PCが行う」という観点から上でいう2だけを考慮して考える必要があったということですかね?
No2 jjon-comさん
ありがとうございます。
>広域イーサネット網上でのみ稼働する,という理解が間違っています。
とありますが、これは
「事業所から広域イーサネットを経由して仮想PCを利用しようが、その後に同一人物が本社オフィスエリアのTCを利用して「広域イーサネットを利用せず」仮想PCを利用しようが、外出先のTCから「インターネットを経由して」仮想PCを利用しようが、動いているのは仮想PCだから結果は同じだし仮想PCは普通に使える」
という意味でしょうか?
No3 犬さん
ありがとうございます。一番しっくりきました。
データの流れからも『TC→仮想PC』への接続はやはり考慮しないのですね。NPCに変わって実際に処理や通信を行うのは仮想PCですもんね。
2023.08.31 07:39
jjon-comさん(No.11)
★AP プラチナマイスター
再度ごめんなさい,私のNo.2は全面的に読み捨ててください。
No.3、No.5 を読んで、八王子さんが何を疑問に思っているのか、遅まきながら分かりました。私はそれに気づいておらず、前提も踏まえておらず、だからNo.1への回答になっていません。
No.3、No.5 を読んで、八王子さんが何を疑問に思っているのか、遅まきながら分かりました。私はそれに気づいておらず、前提も踏まえておらず、だからNo.1への回答になっていません。
2023.08.31 08:42
八王子さん(No.12)
jjon-comさん
あ、すみませんありがとうございます!
いえいえ、わざわざご回答して下さっただけでも感謝感激です。
あ、すみませんありがとうございます!
いえいえ、わざわざご回答して下さっただけでも感謝感激です。
2023.09.01 08:16