ソフトウェア方式設計・詳細設計 (全62問中19問目)

No.19

モジュールの結合度が最も低い,データの受渡し方法はどれか。
  • 単一のデータ項目を大域的データで受け渡す
  • 単一のデータ項目を引数で受け渡す
  • データ構造を大域的データで受け渡す
  • データ構造を引数で受け渡す
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H21秋期 問45
  • 基本情報技術者 H16秋期 問51
  • ソフトウェア開発技術者 H18秋期 問41

分類

テクノロジ系 » システム開発技術 » ソフトウェア方式設計・詳細設計

正解

解説

モジュール結合度とは、モジュール同士の関連性の強さを示す概念です。モジュール同士の結合度合いが強ければ、関連するモジュールに変更があった場合の影響は大きく、反対に結合度が弱ければ影響を受けにくくなります。独立性と保守性の観点から、モジュール結合度は低いほど良いとされています。

モジュール結合度の強弱は、モジュール間のデータの受渡し方法などにより6段階のレベルに分類されています。
データ結合(弱い↑)
処理に必要なデータだけを単一のパラメータとして受け渡している
スタンプ結合
処理に必要なデータだけをレコードや構造体などのデータ構造として受け渡している
制御結合
モジュールの動作を制御するための要素を受け渡している
外部結合
大域宣言された単一のデータを、複数のモジュールが参照している
共通結合
大域宣言されたレコードや構造体などのデータ構造を、複数のモジュールが参照している
内容結合(強い↓)
モジュールの内部を直接参照・使用している
  • 外部結合です。
  • 正しい。結合度が最も低いデータ結合です。
  • 共通結合です。
  • スタンプ結合です。
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