HOME»応用情報技術者令和元年秋期»午前問11
応用情報技術者令和元年秋期 午前問11
問11
PCとディスプレイの接続に用いられるインタフェースの一つであるDisplayPortの説明として,適切なものはどれか。
- DVIと同じサイズのコネクタで接続する。
- アナログ映像信号も伝送できる。
- 映像と音声をパケット化して,シリアル伝送できる。
- 著作権保護の機能をもたない。
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » 入出力デバイス
正解
ウ
解説
DisplayPortは、デジタル映像インタフェースのDVIで問題とされていたコネクタサイズの大きさ、音声伝送ができないといった点を解決し、後継規格とするべく業界団体のVESAにより策定されたインタフェースです。8K解像度(7680×4320)の伝送にも対応する(v1.4)など、下記4つの映像インタフェースのうちでスペック上は最も優れています。
- DisplayPortは長方形の1角が欠けた形状のコネクタで、DVIより小型です。下の商品画像で左がDisplayPort、右がDVIコネクタです。
- DisplayPortはデジタル専用です。アナログ・デジタル両用なのはDVI-Iです。
- 正しい。DisplayPortは、音声と映像の信号をパケットにして伝送することが特徴です。
- DisplayPortはHDCPという著作権保護技術に対応しています。HDCPは再生機器からディスプレイなどの表示機器にデジタル信号を送るときに送受信経路を暗号化する技術です。