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応用情報技術者令和6年秋期 午前問15
問15
- 50
- 100
- 200
- 400
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R4秋期 問15
- 応用情報技術者 H22春期 問17
- 応用情報技術者 H24春期 問19
- 応用情報技術者 H26春期 問14
- 応用情報技術者 H31春期 問15
- ソフトウェア開発技術者 H17秋期 問31
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの評価指標
正解
ア
解説
サーバの処理能力とネットワークの処理能力に切り分けて考えます。
【サーバの処理能力】
1件の検索につき平均100万命令が実行され、サーバの処理能力は100MIPSである
↓
1MIPSは1秒間に命令を100万回を実行できる能力なので、100MIPSのサーバは1秒間に100件の検索要求を処理できます。
【ネットワークの処理能力】
1件の検索につき平均2×105バイトが転送され、ネットワークの転送速度は8×107ビットである
↓
単位をバイトにそろえると、ネットワークの転送速度は 8×107[ビット/秒]=1×107[バイト/秒]、1件当たりの転送データ量は 2×105[バイト] です。よって、1秒間に転送できる件数は、
1×1072×105=1×1022=1002=50件
以上を整理すると、サーバでは1秒間に100件の検索要求を処理できますが、ネットワークでは1秒間に50件分のデータ転送が上限です。ネットワークの転送速度がボトルネックとなるため、このシステムが1秒間に処理できる検索要求は最大50件となります。
【サーバの処理能力】
1件の検索につき平均100万命令が実行され、サーバの処理能力は100MIPSである
↓
1MIPSは1秒間に命令を100万回を実行できる能力なので、100MIPSのサーバは1秒間に100件の検索要求を処理できます。
【ネットワークの処理能力】
1件の検索につき平均2×105バイトが転送され、ネットワークの転送速度は8×107ビットである
↓
単位をバイトにそろえると、ネットワークの転送速度は 8×107[ビット/秒]=1×107[バイト/秒]、1件当たりの転送データ量は 2×105[バイト] です。よって、1秒間に転送できる件数は、
1×1072×105=1×1022=1002=50件
以上を整理すると、サーバでは1秒間に100件の検索要求を処理できますが、ネットワークでは1秒間に50件分のデータ転送が上限です。ネットワークの転送速度がボトルネックとなるため、このシステムが1秒間に処理できる検索要求は最大50件となります。